こんにちは、メンズ美容家のEBATOです。

寒くなると肌がカサついたり、洗顔後につっぱりを感じたり……そんな経験はありませんか?
それ、実は“疲れた印象になりやすいサイン”かもしれません。気温や湿度がぐっと下がる冬は、肌のうるおいが失われやすく、見た目年齢にも差が出やすい季節。
とはいえ、何をすればいいのかわからないという方も多いはず。この記事では、今すぐ始められる初心者におすすめのスキンケアをわかりやすく紹介します。

冬は肌がゆらぎやすい?冬に起こる肌の変化とは

1.乾燥+暖房で肌のうるおいが逃げていく

冬の空気は湿度が低く、肌表面の水分が蒸発しやすい状態になります。さらに室内では暖房の影響も加わり、カサつきを感じやすくなるのです。
皮脂の多い男性は一見うるおって見えますが、肌の内側が乾いているインナードライ状態になっていることも珍しくありません。

2.肌を守る力が弱まり、トラブルが増える

うるおいの少ない肌は、外部の刺激に対して無防備になるため、赤み・ゴワつき・細かいシワといったトラブルが起こりやすくなります。
放っておくと若々しい印象が損なわれる原因にもなるので、スキンケアで保湿をすることが重要です。

3.血行が悪くなり、顔色がくすみがちに

冬は体が冷えやすく、血行が滞りやすくなります。すると肌の新陳代謝も落ち、顔色がくすんで見えたり、疲れた印象を与えたりする原因に。
肌の明るさやつや感が失われることで、実年齢よりも老けて見られることが増えてしまうかも……。

周りから“疲れ顔”に見られやすい3つのサイン

1.顔全体がくすんで、疲れて見える

血行不良や乾燥が続くと、肌のトーンが下がり、顔全体がどんよりとした印象になります。これは睡眠不足やストレスだけでなく、肌表面のキメが乱れているサイン。
周囲から「疲れてる?」と聞かれることが増えたら要注意です。

2.肌のキメが粗く、昔よりハリを感じない

毛穴が目立つ、触るとごわつく、肌にハリがなくなってきたと感じたら、肌が乾ききってうるおいのバランスが乱れているサインかもしれません。
冬は特に肌のキメの乱れやハリ不足が出やすく、スキンケアをしていない男性ほど健やかさを保ちにくくなる傾向があります。
放っておくと、肌の印象は少しずつ変化し、気づかないうちに疲れた表情や年齢以上の印象を与えてしまうことも。

3.洗顔後やヒゲ剃り後にカサつきを感じる

肌が引っ張られるように感じたことがある場合、肌からのうるおい不足のサインかもしれません。
うるおいが足りていないと、肌は外部の刺激に過敏になり、赤みやヒリつきなどのトラブルを引き起こしやすくなります。乾燥状態を放置せず、早めに保湿ケアをしましょう。

プロが教える冬こそ始めたい簡単スキンケア

「スキンケアは難しそう」「何から始めればいいのかわからない」そんな方でも、肌がゆらぎやすい時期は、自分の肌と向き合う良い機会になります。
肌が乾きやすく、紫外線や摩擦などの外部刺激によるダメージを受けやすい今の季節に基本ステップを取り入れるだけで、肌の印象は大きく変わります。

1.ゴシゴシ擦らずに洗う

顔を擦って洗ってしまうと、肌荒れの原因になり、肌に必要なうるおいまで失ってしまいます。
特に冬場は肌が敏感になりがちなので、肌への摩擦をなるべく減らすことが大切です。
泡で出てくるタイプやジェルタイプの洗顔料は泡立て不要なので、初心者や時短派の人にもおすすめ。泡タイプなら手は肌に強く当てず、泡を転がすように洗い、ジェルタイプも力を加えずにやさしくなじませるように洗うのがポイントです。

最後にぬるま湯でやさしくすすぎ、清潔なタオルでやさしく押さえて水気を取るようにしてください。

2.洗顔後はすぐに保湿を

洗顔後は肌が乾燥しやすい無防備な状態なので、なるべく早く保湿を行うのがポイント。
失われがちな水分を補うための化粧水、うるおいを守るための美容液やクリームなどを使って保湿しましょう。

スキンケアは「シンプルに始める」が重要!

スキンケアは、1日で劇的に変化を感じるものではありません。続けることで少しずつ、肌が整い、清潔感や若々しい印象を与えられるようになります。

そのためには、無理なく続けられるように極力シンプルにすることが大切です。
たとえば、洗顔料は泡立て不要のものを選んだり、保湿剤はワンプッシュで適量が出るポンプ式にしたり、簡単にスキンケアできるアイテムを選べば、スキンケアのハードルが下がり、毎日続けやすくなるでしょう。

肌の乾燥やくすみ、ハリ不足は疲れた印象になりやすいため、肌にうるおいを与えて、守るお手入れが不可欠です。まずは頑張らなくてもできる範囲からスキンケアを始めてみませんか。