こんにちは、メンズ美容家のEBATOです。

5回目では男性の場合、具体的にどんなUVケアアイテムを選んで、どんな風に使えば日焼けしにくくなるのかなどについてお話します。前回は紫外線によって起こる肌トラブルや、僕が日ごろ実践しているUVケアについて解説しています。興味のある方はチェックしてみてください。

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どんなところに注目して選べばいいのかわからない方、効果的な使い方を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

専門家が教える最新の日焼け止め事情と選び方

UVケアに欠かせないアイテムといえば、日焼け止めです。

日焼け止めには、肌を赤くする「UVB」と肌の奥深く(真皮)まで届き、シワやたるみの原因になる「UVA」から肌を守る役割があります。

「UVB」を防ぐ効果指標は「SPF●●(30、50などの数値が入る)」、「UVA」は「PA++」で表されています。

一昔前までは、SPF値やPAの指標が高いほど日焼けしにくい反面、肌への負担が大きいと言われていましたが、昨今は日本最高値である「SPF50+」「PA++++」が当たり前になり、美容成分を配合してスキンケアができるものや、汗水に強いタイプ、使用感にこだわったものなど各メーカーの色や強みを売りとしたものが主流になりました。

肌への負担も考慮されており、敏感な肌でも使える「SPF50+」「PA++++」と記載された日焼け止めも大手メーカーを筆頭に数多く発売されています。

では、今夏に日焼け止めデビューを考えている男性はどんな基準で日焼け止めを選べばいいのでしょうか。

 

 

●使用感が好きなもので選ぶ

販売店やドラッグストアなどへ行くと、テスターが数多く置いてあるので、まずは実際に試してみることを強くおすすめします。日焼け止めは、夏だけでなく1年中使い続けることが大切なため、自分が心地良いと感じるものを選ぶのがポイントです。

日焼け止めを使い慣れていない男性の場合、しっとりするものよりみずみずしいジェルタイプやミルクタイプが使いやすいと思います。

 

●塗りやすさで選ぶ

継続して使うには、いかに自分が塗りやすいかというポイントも重要です。「手が汚れるから苦手」「ベタベタする」などネガティブな印象を持ってしまうと、紫外線が肌に悪いとわかっていても続かなくなってしまう恐れがあるからです。
手を汚したくないという方は、サッと塗れるスティックタイプやスプレータイプなどを試してみてください。

 

●汗や水に強いタイプもおすすめ

日焼け止めのなかには汗で流れてしまうものもあり、汗をかきやすい男性の場合は、汗や水に強いタイプを選ぶといいでしょう。パッケージや容器に必ず記載されているので、購入時にチェックしてみてください。

日焼け止めの効果的な塗り方

 

紫外線からしっかりと肌を守るためには、日焼け止めの「適量」と「塗り方」が重要です。

適量は各メーカーによって異なりますが、全顔に塗る場合は一般的にはパール2粒分くらいと言われています。容器に適量が書いてある場合は必ず守りましょう。

日焼け止めを適量指にとり、額、両頬、鼻、顎下の5箇所に点で乗せ、内から外に向かって伸ばします。

頬から目尻、眉の下を結ぶゾーン(Cゾーンといいます)は日焼けしやすく、シミができやすい部位になるので、他の部位より厚めに塗っておくと安心です。まぶたや鼻の下も塗り忘れしないように。

 

日焼け止めを塗ると顔がテカる場合は

男性は皮脂分泌量が多いため、日焼け止めを塗ってしばらくすると顔がテカってしまう場合があります。そんなときは皮脂吸着効果のある日焼け止めを使うのが効果的。ミスト化粧水をさっと一吹きすれば、気分もすっきりするのでおすすめです。

 

 

 

 

日焼けしてしまったときの対処法

「日焼け止めを塗っていたのに日焼けしてしまった」「絶対にシミをつくらせたくない」という方は、美白化粧品でスキンケアをするのがおすすめです。
美白化粧品とは、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑える働きが認められている有効成分が配合された化粧品のこと。

代表的な美白成分として以下が挙げられます。

  • トラネキサム酸
  • カモミラET
  • ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • 4MSK

 

これらの成分が含まれた美白化粧品でケアをすることで、シミやそばかすを防止することができます。

成分によって働きかける場所やメカニズムが異なるので、どれがいちばんいいか一概には言えませんが、まずは1カ月程度使ってみて、効果を実感できなければ他を試してみるのがいいでしょう。