こんにちは、メンズ美容家のEBATOです。4回目は日焼けとUVケアについてです。
紫外線が肌に悪いという話はみなさんよく耳にすると思います。

ですが、いざUVケアを始めようと思っても、具体的に何をすればいいのか、どんなアイテムを買えばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

紫外線の正しい知識や効果的なUVケアを知ることで、うっかり日焼けを防いだり、シミやシワ、たるみを予防したりすることができますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

男性もUVケアは必要不可欠

そもそも本当に男性にも紫外線対策が必要なのかと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、紫外線対策を怠っていると、日焼けで肌が赤くなったり、黒くなったりするだけでなく、シミやシワ、たるみの原因にもなってしまいます。UVケアは男女問わず必須と言えますね。

紫外線の厄介なところは、浴びすぎてもすぐにはシミやシワにならないという点。そのため、危機感を感じにくく「自分だけは大丈夫」と過信してしまう方も少なくありません。ですが、毎日ジリジリと浴びた紫外線は、10年、20年という長い月日を経てシミ、シワ、あるいはたるみとなって、ある日突然現れます。

今からでも遅くはありません。健康的な肌を保ち、将来の老け見えを防止するためにも、男性もしっかりとUVケアをしましょう。

UVケアには男性に嬉しいメリットがたくさんある

紫外線対策をすることで、以下のようなさまざまな肌トラブル防止にもつながります。

  • シミやシワ、たるみを予防
  • 毛穴が目立ちにくくなる
  • ニキビができにくくなる
  • くすみ予防

 

どうしてこのような肌トラブル防止につながるのか、ということを理解するために、肌に影響を及ぼす紫外線について少し解説をさせてください。

肌に影響を及ぼす紫外線には主に「UVA」と「UVB」があります。
UVAは肌の深いところまで届く紫外線です。肌の弾力を保つエラスチンやコラーゲンといった線維を変性させ、シワやたるみの原因になります。
一方、UVBは細胞へのダメージが強く、肌に炎症を起こす紫外線です。日焼けで肌が真っ赤になったり、水膨れができたりする原因となるのがこの紫外線になります。

こういった紫外線によって肌にダメージが加わると、肌の水分量低下につながっていきます。肌の水分量が低下すると、それを補おうと皮脂が過剰に分泌され、毛穴の目立ちやニキビの原因になる場合も。

また、こういったトラブルで肌がくすんでいると不健康で暗い印象を与えやすく、印象面でも損をしてしまう恐れもあります。

日ごろからUVケアを心がけることで、肌トラブルの予防だけでなく、第一印象においてもプラスに働きやすいことから、男性がUVケアを行うメリットは大きいのです。

男性におすすめのUVケア5選

紫外線対策の重要性がおわかりいただけたところで、僕が実際に行っているUVケアをご紹介したいと思います。とはいっても誰でも簡単にできて、高価な化粧品も一切必要ないので安心してください。

1:日焼け止めを塗る

UVケアの基本かつ王道は、やはり日焼け止めです。
男性の中には、日焼け止めを塗るとベタついたり、肌に乗っている感じが苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、最近はみずみずしく、サラサラした軽いつけ心地のものがたくさん出ています。

ドラッグストアや生活雑貨店へ行くとテスターが置いてあるので、実際に肌に塗ってみて心地よく使えそうなものを選ぶのがいいでしょう。

プラスアルファとして汗をかきやすい方は、汗水に強いタイプを選ぶなど機能性に注目してみると満足度も高くなると思います。

2:UVカット効果のあるオールインワン化粧品を使う

日焼け止めを塗るのが面倒、どうしても苦手だといった場合は、UVカット効果のあるオールインワン化粧品がおすすめ。
オールインワン化粧品とは、化粧水や乳液、美容液など1つで複数の役割を担えるアイテムを指します。ものによっては同時にUVケアをできてしまうものもあり、手間が省けるのでかなり楽です(僕ももっぱらこれです)。

UVカット効果があるものは、容器やパッケージに「SPF30」「PA+++」のような表記がされているので、購入の際にチェックしてみてください。

3:曇りの日や夏場以外も油断しない

紫外線は日差しが強い夏に強いイメージがあるかもしれませんが、実は春先から紫外線量は増えていきます。また、雲を通過する性質を持っており、曇りの日でも肌はダメージを受けるため、日常的に紫外線対策は必要です。

4:日傘を使う

日傘をさすのは恥ずかしいと感じる男性も多いかもしれませんが、最近では百貨店をはじめネット通販でも男性向けにデザインされた日傘が数多く売られています。裏を返せばそれだけ需要があるということ。

日傘は熱中症対策にもなる上に、体感温度も下がるので真夏を乗り切るときにも、一本持っておくととても便利です。恥ずかしいのは一瞬ですが、長期的には若々しい肌を保つことにつながることを考えるとプラスの方が大きいといえます。

5:サングラスをかける

どうしても日傘をさすのは抵抗があるという方は、サングラスがおすすめ。紫外線が目から入りこむことで、目に悪影響を及ぼすだけでなく、肌のシミやそばかすの原因になる場合があります。

サングラスを選ぶときは、UVカット加工が施してあるものを選ぶようにしてください。専門店へいくとファッション性の高いものも多くあるので、いろいろ試してみると楽しいかもしれません。

適切なUVケアをして紫外線対策をしよう

今浴びた紫外線は、10年後、20年後のシミやシワ、たるみとなって現れる可能性があります。
健康的な肌を保つためにも、UVケアをしっかりと行っていきましょう。